アメリカのジャンク債人気、上乗せ金利2年半ぶり低さ 過熱感も – 日本経済新聞
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ソース: https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN28E0B0Y4A520C2000000/
保存日: 2024/05/29 7:46
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2024年5月29日 5:58 [会員限定記事]

【ニューヨーク=三島大地、秋田咲】米債券市場にリスクマネーが流入している。米低格付け債(ジャンク債)のスプレッド(上乗せ金利)は5月上旬に3.03%と2021年12月以来の低水準に低下した。米経済の軟着陸期待が高まりリスクを取る動きが広がっている。発行額も3年ぶりの高水準に達するが、債務不履行(デフォルト)も増加するなど過熱感を警戒する声も上がる。
米インターコンチネンタル取引所(ICE)が算出…
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• ひとこと解説①昨年と違って景気後退リスクはほとんど後退している、②FOMC内の議論はどうあれパウエル議長には再利上げのオプションがない、③債券投資家のリスク許容力の高まりや株高に伴うポートフォリオリバランス、などがリスクスプレッドの圧縮に繋がっているのだろう。インフレの再加速がなければ、しばらくこうした状況が続きそうだ。

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