新NISAまで1カ月 投資ノウハウを総まとめ – 日本経済新聞
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ソース: https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB297Q90Z21C23A1000000/
保存日: 2023/12/01 7:59
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2024年1月の新しい少額投資非課税制度(NISA)スタートまで1カ月を切りました。新NISAは制度が恒久化するだけでなく非課税投資枠が拡大し、個人投資家に使い勝手のいいツールに生まれ変わります。これまで日経電子版マネーのまなびセクションに掲載してきた新NISAの記事をまとめました。これから投資デビューを考える人にも、すでに投資経験のある人にも役立つノウハウが満載です。
ライフイベントあわせて使いこなす
新NISAは途中で資産を売却しても投資元本分の枠が翌年に復活し、投資枠の再利用ができるのが大きな変更点です。資金プランを考えながらライフイベントに合わせて柔軟に使いこなせるかが長期的な生活設計を左右しそうです。まずは基本を抑えましょう。
【「How to NISA」の記事一覧】(連載中)
(1)新NISAは資産形成の中核 投資枠1800万円・生涯非課税
(2)新NISAで買う投資信託 指数連動型、「成長枠」でも
(3)新NISA、口座開設と金融機関選びのコツ 変更も一案
(4)新NISAで米国株投資 ネット証券、手数料ゼロも
(5)新NISAとiDeCoの使い分け、年齢・目的・収入で判断
(6)新NISA、相続手続き・税を知る 株・投信売却で課税も
(7)新NISAで資産長持ち 運用・取り崩し工夫で老後も恩恵
(8)保有中の株や投資信託、新NISAで「買い直し」も
新NISAについて、よくある誤解を挙げました。制度についての疑問は早めに解消しましょう。
・新NISAよくある誤解、積み立て・海外転勤…制度知り運用
投資戦略を構築するためのノウハウ
新NISAは現行NISAとは設計が大きく変わるため、その活用には深い理解が欠かせません。投資経験がある人にも役立つ新NISAを上手に活用した投資戦略を探りました。
【「新NISA活用完全ガイド」の記事一覧】
(1)新NISAで「家族で億万長者に」 すご腕投資家座談会
(2)新NISAで起きる3つの「投資のパラダイムシフト」
(3)新NISA完全理解のツボ よくある誤解や疑問を解消
(4)新NISAの改善点を最大限に生かす 5つの新投資戦略
(5)新NISAで大化け狙う 成長株・割安株戦略をプロが指南
(6)新NISAでとがった投信運用も 指数を超える成績目指す
(7)積立王子・中野晴啓氏「新NISAでアクティブ運用を」
(8)新NISAで広がる選択肢 REITや金の投資妙味は?
新NISAなら老後資金「1億円」達成も
老後資金づくりのゴールを考えたとき、目標とすべき数字は「1億円」程度となります。新NISAを使いこなせば、老後資金1億円をつくるのは不可能ではありません。その根拠と具体的なノウハウを特集しました。
【「新NISAで老後資金1億円」の記事一覧】(連載中)
(1)老後に必要な資金は1億円 誰でも手が届く2つの理由
(2)橘玲さん「新NISAと生涯現役で時間重視の人生を攻略」
(3)新NISAで3000万円目指す 投資信託選びをプロが指南
(4)資産1億円を達成した元会社員 独自積み立てで2倍に
(5)既にバブル相場2年目? 「自力1億円」目指し歴史に学ぶ
(6)「聞くだけ」で稼げる? 最新副業で投資の元手を増やす
(7)中小型・割安株主体の兼業投資家 失敗挽回し1億円達成
新NISAの投信選び、コストに注目
新NISAは現在のつみたてNISAを引き継ぐ「つみたて投資枠」と一般NISAを引き継ぐ「成長投資枠」があり、2つの枠を併用できるのが大きな特徴のひとつです。新NISAの投信選びについて解説しました。
・新NISA、コストに目配り 長期運用で資産に差
・つみたてNISA成績検証 対象投信、5年で資産2倍も
・新NISA、人気投信は対象外も 隔月分配型で対応続々
・新NISAで投信の複利効果 分配金再投資で最大化
基本からじっくり知りたい方はこちらの「マネーの知識ここから」をご覧ください。
【「マネーの知識ここから」の記事一覧】
• (1)新NISAの仕組みと5つの大きな改善ポイント
• (2)新NISAの活用アイデアと注意点 枠の使い分けが大事
• (3)そもそもNISAとは メリット・デメリット徹底解剖
• (4)2023年で終わる一般NISA 出口戦略は
• (5)2023年で終わるつみたて・ジュニアNISA 今後どうなる
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※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。
• ひとこと解説新NISAは他の先進国と比較して投資を行っている人の割合の低い日本を変えるきっかけになると期待しています。ただし、投資未経験者にとっては制度の理解もそうですが、取り組むのはそう簡単ではなさそうです。そもそも、どこでどの金融商品を買うべきなのか、貯蓄や日々の稼ぎをどの程度投資に回していくべきなのかなど、意思決定しなければならない観点が多岐に渡ります。単純に銀行窓口に行って相談にのってもらえば良いのかというと、ネット証券と比べると手数料や商品数の観点で見劣りするため、軽々しくおすすめもできません。営業目的が一切なく、気軽に学べる機会が増えると良いですよね。