北戴河会議の裏にいた李克強氏 謎残る突然死の危うさ – 日本経済新聞
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ソース: https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFE262II0W3A021C2000000/
保存日: 2023/11/01 8:05

「異様な事件が起きた(2022年の中国共産)党大会、(23年夏の)北戴河(会議)に続く、複雑な政治劇の第3幕が(まだ68歳だった前首相の)李克強(リー・クォーチャン)の突然死、上海での客死という思いも寄らない出来事から今、始まろうとしている」。中国要人の執務地である北京・中南海の事情を知る人物の声である。
中国軍ににらみを利かせる長老で元国防相の遅浩田(94)が、元国家副主席、曽慶紅(84)の隣…
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経済や安全保障面で米国の一極支配を打破しようとする中国の習近平政権の中枢で何が起きているのか。習国家主席による腐敗撲滅政策の狙いなどを的確に報じ、「ボーン・上田記念国際記者賞」を受賞した中沢克二・日本経済新聞編集委員(元中国総局長)が深掘りする。
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