米KKRとSBIが新会社 プロ向け投資信託、24年にも個人に販売 – 日本経済新聞
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ソース: https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB0440G0U3A900C2000000/
保存日: 2023/09/12 7:46
海外の大手投資ファンドが日本の個人運用資産を開拓している。米KKRはSBIホールディングス(HD)と新会社をつくり、プロ向けの投資信託を日本の個人に提供する。米ブラックストーンも海外の不動産ファンドの販売を始めた。約2000兆円の日本の個人金融資産に照準を定めている。
KKRとSBIHDは2023年度中をめどに共同出資会社をつくる。KKRが海外の富裕層向けに販売するファンドをもとに、日本向けに投…
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• ひとこと解説米KKRとSBIのプロ向け投信の個人向け販売、3方よしの取り組みだと思います。海外の大手投資ファンドは2000兆円の金融資産を持つ日本の個人資産運用市場の開拓ができ、SBIはKKRとのJVで新事業の利益と資産運用のノウハウを得られる。また、個人だけでなく、低金利で資産運用に困る地方銀行等に新しい投資対象を提供して地方創生にもつながる。米国金融界を見ていると、日本でも資産運用は今後の金融の花形となるだろう。オルターナティブ投資で投資金額が大きいので、損失が出たときに個人が全資産を失うことがないよう適合性に気を付けて、多様な資産運用の選択肢が日本の金融機関と個人に広まるきっかけとなるとよいと思う。
2023年9月12日 6:31 (2023年9月12日 7:43更新)
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