円140円台、24年ぶり安値 衰える景気浮揚力(写真=共同)
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ソース: https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB014MW0R00C22A9000000/
保存日: 2022/09/02 7:33
2022年9月2日 2:00 [有料会員限定]
【この記事のポイント】
・外国為替市場で、円が対ドルで一時24年ぶりに140円台に下落した。
・日米金利差拡大で今年の下落率は約18%。変動相場制移行後2番目に大きい。
・海外移転で、日本は円安でも輸出や企業収益が拡大しにくい構造に変わった。
円安が止まらない。1日のニューヨーク外国為替市場で一時、1998年8月以来24年ぶりに1ドル=140円台を付けた。米連邦準備理事会(FRB)が歴史的なペースで利上…
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• ひとこと解説円安が止まらないというよりも、FRBの利上げが止まらなくて、加速しているから、ドル高が進んでいる。日本にとっての輸入インフレの悪影響がすでに及ぼしている。このままで景気が折れてしまう。それでも財務省も日銀も沈黙を貫いている。米国へのドル還流は米国経済に何をもたらすのか。このままでは、米国企業の輸出競争力が弱くなる。資産インフレは経済不安をもたらす可能性がある
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