米経営者、景気後退リスクを語る 「強い消費」に望み  (写真=ロイター)
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ソース: https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN14CN10U2A610C2000000/
保存日: 2022/06/15 7:46

2022年6月15日 5:07 [有料会員限定]

【ニューヨーク=宮本岳則】米主要企業の経営者が景気後退リスクに言及し始めた。インフレ高進が止まらず、米連邦準備理事会(FRB)の大幅な利上げが予想されているからだ。不況入りの時期や期間、深刻度を巡っては見方が定まっておらず、先行き不透明感につながっている。米消費者の購買意欲は依然として強く、景気を下支えするとの見方も根強い。
「10年以上の好景気の後、不況期に入ろうとしているようだ。不況は再び『…
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• 分析・考察日本人はやらないことだが、米国ではコロナ以降住宅価格が急上昇し、それにより担保価値が増した住宅を担保にローンを借り増しして、それで得たお金で旅行に行ったり自動車を買うといった「キャッシュアウト」が起こっていた。それによりGDPの約7割を支える個人消費が堅調だった。ここにきて、金利の急上昇で、住宅市況が怪しくなっており住宅投資もキャッシュアウトも減るだろう。企業の投資も抑制される。景気はしばらくもたつく可能性が高いと考える。


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