2021年の映画 「異国情緒」脱し、世界に伍する新世代
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ソース: https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD062LM0W1A201C2000000/
保存日: 2021/12/17 8:15

濱口竜介監督が世界を席巻した年だった。「偶然と想像」でベルリン国際映画祭の審査員グランプリ、「ドライブ・マイ・カー」でカンヌ国際映画祭の脚本賞を獲得。「ドライブ・マイ・カー」はニューヨーク映画批評家協会賞も受け、オスカーが視野に入ってきた。
欧米の濱口評は一時代前の日本映画評とは趣が異なる。黒澤明から是枝裕和まで日本映画の海外受容の際にまとわりついていたエキゾチズムの要素がない。能のよう、俳句のよ…
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