狂騒から陰鬱へ、米金利の転調 長短差が示唆する停滞
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ソース: https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB126P90S1A111C2000000/
保存日: 2021/11/15 7:45
世界同時多発的な債券・マネーマーケットの動揺。10月は英国やオーストラリアに端を発して金融政策の正常化を巡る思惑がうずまき、主要国・地域の短期金利が一斉に急伸した。11月に入り今度は10日の「米CPI(消費者物価)ショック」が本丸の米金利を揺り動かした。「利上げ狂騒曲」は続くのか。
市場関係者が呼ぶところの「狂乱の10月」のきっかけをつくった中央銀行は、英イングランド銀行(BOE)だ。ベイリー総裁…
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