証券会社選びとNISA 商品や手数料の違いで選ぶ
作成者:
ソース: https://www.nikkei.com/article/DGXZQODF299210Z20C21A3000000/
保存日:2021/3/31 19:49 [有料会員限定]
きょうから4月に入り、新年度が始まった。入学や就職を機に資産運用を始めようと考えている人も多いだろう。世界的な株高でバブルが懸念されており、リスクを抑えた上で投資を始めることが大切だ。株式や投資信託に投資する場合のポイントや注意点など、資産運用の基本を5回に分けて紹介する。
投資を始めるにはまず、大手証券やネット証券、大手銀行、地方銀行などの金融機関に専用の証券口座を開く必要がある。店舗に赴けば対面できめ細かな相談が受けられ、最近増えているオンラインでは手軽に手続きが完了する。金融機関によって取り扱っている商品や売買する際の手数料が異なるのでチェックしよう。
口座を開いたら元手となる運用資金を入金し、投資先を決める。株式投資では、自分の買ったときの株価より値上がりしてから売却すればその差額が利益(キャピタルゲイン)となる。保有しているだけでも配当金(インカムゲイン)を得られるほか、株主優待も用意している企業もある。企業の業績や今の株価水準、将来の成長性などに目を配ろう。
リスクを取って値上がり益を狙うのか、利益は小さくてもリスクを抑えて運用するのか、自分の投資スタイルも決めておきたい。株式投資では購入したときの株価より下がれば、損失が発生する(元本割れ)リスクもある。生活に支障のない範囲で予算を決める、慣れていないうちは少額から投資をする、などの工夫も必要だ。
個別の銘柄に投資する株式と違い、複数の銘柄をパッケージにしている投資信託という金融商品もある。海外の株式や国債、不動産を組み込んだものもあり、ファンドのプロが運用してくれる。大きく分けて、日経平均株価などの指数に連動するインデックス(パッシブ)型と、運用担当者が投資先を柔軟に組み替えるアクティブ型の2種類がある。
少額投資非課税制度(NISA)も活用したい。通常は利益に対して約20%の税金がかかるが、NISAを使えば非課税となる。投資金額の上限は年120万円、期間は5年間だ。積み立て型の「つみたてNISA」もあり、金額は年40万円までだが20年間にわたって使える。NISAは個別の株式や投資信託などに幅広く投資できるが、つみたてNISAでは国が決めた投資信託(2020年12月時点で193本)のみが対象といった違いもある。併用はできないので、自分のスタイルにあった方を選ぼう。
