半導体やEVに使う資源はどこに? 元素からみる勢力図
作成者: 藤生 貴子,鈴木 麻佑子,安田 翔平,山田 達,浅井 雄斗
ソース: https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/diagram-from-elements/
保存日: 2024/05/02 7:56
いいえ

水素、ヘリウム、リチウム…。私たちの生活を支える全ての製品は、起源をたどれば元素にいきつきます。米テスラの車に搭載するバッテリーや世界の半導体大手がつくる製品も、元素無しには成り立たないのですが、それを得るための資源は一部の国に偏っています。地政学リスクの高まりで、いかに安定調達するかが課題です。元素はどのように産業の中で使われ、その元素を得るのに必要な資源はいったいどこに眠っているのでしょうか。「元素周期表」でひもといてみましょう。
コンテンツの見方
生産シェアと用途を選ぶ
主要9カ国(中国・ロシア・米国・オーストラリア・インドネシア・南アフリカ・コンゴ民主共和国・チリ・日本)から各国を選択すると、生産シェアが高い元素(主に鉱物やガス)が分かります。用途を選択すると、それぞれの用途で使われる主な元素が分かります。用途ごとに生産シェアが高い国を確認することもできます。
元素の詳細を見る
各元素を選択すると、元素ごとに主な用途や特徴とその元素の生産量が多い国が分かります。生産シェア10%以上の国と主要9カ国のシェアが確認できます。
出 典
元素ごとの生産シェアは、米地質調査所(USGS)が発行する「MINERAL COMMODITY SUMMARIES2024」をもとに、各元素を含む代表的な鉱物やガスの2022年の国別の採掘量や精錬量から算出しています。用途は、エネルギー・金属鉱物資源機構が発行する各種資料などから作成しています。
取材・記事
藤生 貴子、鈴木 麻佑子
Webディレクション
安田 翔平
Webデザイン・マークアップ
山田 達
プログラム
浅井 雄斗
生産国を選択中国ロシア米国オーストラリアインドネシア南アフリカコンゴ民主共和国チリ日本
用途を選択半導体電子機器EV太陽電池水素エネルギー原子力エネルギー農業航空宇宙医療
生産シェアと用途
H
水素
He
ヘリウム
Li
リチウム
Be
ベリリウム
B
ホウ素
C
炭素
N
窒素
O
酸素
F
フッ素
Ne
ネオン
Na
ナトリウム
Mg
マグネシウム
Al
アルミニウム
Si
ケイ素
P
リン
S
硫黄
Cl
塩素
Ar
アルゴン
K
カリウム
Ca
カルシウム
Sc
スカンジウム
Ti
チタン
V
バナジウム
Cr
クロム
Mn
マンガン
Fe

Co
コバルト
Ni
ニッケル
Cu

Zn
亜鉛
Ga
ガリウム
Ge
ゲルマニウム
As
ヒ素
Se
セレン
Br
臭素
Kr
クリプトン
Rb
ルビジウム
Sr
ストロンチウム
Y
イットリウム
Zr
ジルコニウム
Nb
ニオブ
Mo
モリブデン
Tc
テクネチウム
Ru
ルテニウム
Rh
ロジウム
Pd
パラジウム
Ag

Cd
カドミウム
In
インジウム
Sn
スズ
Sb
アンチモン
Te
テルル
I
ヨウ素
Xe
キセノン
Cs
セシウム
Ba
バリウム
La
ランタン
Ce
セリウム
Pr
プラセオジム
Nd
ネオジム
Pm
プロメチウム
Sm
サマリウム
Eu
ユウロピウム
Gd
ガドリニウム
Tb
テルビウム
Dy
ジスプロシウム
Ho
ホルミウム
Er
エルビウム
Tm
ツリウム
Yb
イッテルビウム
Lu
ルテチウム
Hf
ハフニウム
Ta
タンタル
W
タングステン
Re
レニウム
Os
オスミウム
Ir
イリジウム
Pt
白金
Au

Hg
水銀
Tl
タリウム
Pb

Bi
ビスマス
Po
ポロニウム
At
アスタチン
Rn
ラドン
Fr
フランシウム
Ra
ラジウム
Ac
アクチニウム
Th
トリウム
Pa
プロトアクチニウム
U
ウラン
Np
ネプツニウム
Pu
プルトニウム
Am
アメリシウム
Cm
キュリウム
Bk
バークリウム
Cf
カリホルニウム
Es
アインスタイニウム
Fm
フェルミウム
Md
メンデレビウム
No
ノーベリウム
Lr
ローレンシウム
Rf
ラザホージウム
Db
ドブニウム
Sg
シーボーギウム
Bh
ボーリウム
Hs
ハッシウム
Mt
マイトネリウム
Ds
ダームスタチウム
Rg
レントゲニウム
Cn
コペルニシウム
Nh
ニホニウム
Fl
フレロビウム
Mc
モスコビウム
Lv
リバモリウム
Ts
テネシン
Og
オガネソン
La-Lu

Ac-Lr

ランタノイド

アクチノイド