FRB、政策金利据え置き 「自信得るまで利下げせず」 – 日本経済新聞
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ソース: https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN30DTK0Q4A130C2000000/
保存日: 2024/02/01 7:41
2024年2月1日 4:04 [会員限定記事]
【ワシントン=高見浩輔】米連邦準備理事会(FRB)は31日に開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を4会合連続で据え置いた。声明文には「2%の物価目標達成に向け、より確かな自信を得るまで利下げは適切ではない」との表現を追加。金融引き締めを粘り強く続ける姿勢を示した。
3月の利下げに否定的
政策金利の指標であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標は5.25〜5.5%を維持した。
声…
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• ひとこと解説パウエルFRB議長からの目立った発言は、以下の3つ。「われわれはこの時点で勝利宣言しようとしていない」「3月会合の時点までにFOMCが(利下げに必要な)確信のレベルに到達し、3月がそれ(利下げ)を行う時期だと判断する可能性が高いとは思わない」「もしわれわれが本当に良好なインフレのデータをすぐに手にするなら、より早い時期に、そしておそらくはより急速に、われわれは動くことになる」。物価動向への警戒姿勢をFRBは完全には解いてはおらず。景気・雇用状況から見ても利下げ実施に緊急性はない。データを見きわめてから5月1日のFOMCで利下げ開始と筆者は予想しているが、3月の可能性が排除されたわけではない。
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