中国発EC「Temu」「SHEIN」が米で急伸、Amazonの9割に迫る 政府は警戒 – 日本経済新聞
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ソース: https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC283BZ0Y3A021C2000000/
保存日: 2023/11/13 17:52

「Temu(ティームー)」や「SHEIN(シーイン)」など中国発の電子商取引(EC)の利用が米国で急増している。10月の両アプリの利用者はのべ約1億1000万人と1年で4倍に増え、最大手の米アマゾン・ドット・コムの9割に迫る。産業用途を中心に対中輸入は縮小するが、割安な中国製雑貨を扱う両アプリへの消費者の支持は高まっており、米政府は警戒を強めている。
日本経済新聞社が米調査会社data.aiと共…
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• ひとこと解説米国ではインフレが3%台におさまってきたとはいえ、消費者が直面する物価はかなり高くなっています。実質賃金は上昇していますが、低所得者を中心に、とくに(高騰する)家賃を支払う家計の負担感はかなり重くなっているようです。また、大半の米国市民は、議会と米国政府が展開する中国をけん制する動きや米中対立には全く関心がないと聞いています。ある程度の品質で価格が安く、ネットで簡単に購入できるのであれば、消費者に人気がでるのは当然かもしせません。中国系のアプリは今でもかなり人気があるようです。

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