アメリカ住宅ローン金利、23年ぶり高水準 申請件数も低迷続く – 日本経済新聞
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ソース: https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN05EAE0V01C23A0000000/
保存日: 2023/10/06 7:50

【ニューヨーク=佐藤璃子】米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)が5日発表した、30年固定の住宅ローン金利(週平均)は足元で7.49%となった。2000年12月以来、約23年ぶりの高水準だ。ローン金利の急上昇にともないローン申請件数も歴史的な低水準が続いている。
ローン金利は前週から0.18ポイント上昇し、6月以来の大きな前週比伸び率を記録した。米連邦準備理事会(FRB)による大幅な利上げを受…
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• ひとこと解説30年固定住宅ローン金利が7%台に上昇し、米国の住宅市場をあらためて圧迫している。米抵当銀行協会(MBA)が毎週発表している指数のうち、総合指数の低下は記事にある通り。その内訳には、購入用指数と借り換え指数があるわけだが、気になるのは前者がここにきてコロナ明け後に形成したレンジを下方に抜けそうになっていること。直近データは136.6(2週連続低下)。今年2月につけたボトム(138.8)まであと少しである。利下げ期待で米10年債利回りが低下した局面では住宅ローン金利も低下し、住宅市場に一定の需要喚起効果をもたらしていた。しかしその後、早期利下げ期待が打ち砕かれて、市場の内外で金利は上昇している、

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