マンション高騰「東京にはいられない」 始まった変調
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ソース: https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC244BD0U2A920C2000000/
保存日: 2022/10/13 7:46
群馬県高崎市郊外の高崎問屋町駅前で建設が進む15階建ての大型マンション。「1駅先の高崎駅から新幹線に乗れば東京駅まで1時間。都内在住者の購入も増えている」。不動産大手NTT都市開発の統括責任者、新浩士は手応えを見せる。
2023年秋に完成するマンションは、NTT都市開発の主力ブランド「ウエリス」シリーズで群馬県初の物件だ。3LDKを中心とした間取りや3千万~4千万円台と東京23区の半値以下の価格…
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• 分析・考察パワーカップルによる実需説がまことしやかに言われているが、この上昇率はパワーカップル云々では説明できない。郊外のマンションにも波及しているとなると、これは80年代後半に経験した住宅バブルの再来になりかねない。一戸建てに波及するのは時間の問題だろう。問題は、バブル期と異なり、金融政策の自由度が極めて低いことである。景気的にも、財政的にも、金利を上げられない。金利を上げられないことは皆わかっているから、ますますバブルが膨らむ。低金利で円安が進めば、海外からの投資も増え、バブルが加速する。金融政策が使えないとなると、対策は取引規制が中心となるだろう。住んでいない場合の固定資産税を高額にする手もある。
2022年10月10日 9:51 (2022年10月10日 17:48更新)
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