習近平氏の後継候補、有無に焦点 10月共産党大会
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ソース: https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM182CJ0Y2A910C2000000/
保存日: 2022/09/20 7:46
【北京=羽田野主】10月16日に開幕する中国共産党大会で、習近平(シー・ジンピン)総書記の後継候補の有無に焦点が移っている。習氏の3期目入りが確実視されているためで、候補には習氏側近らの名前が挙がる一方、当面は置かないとの見方も有力だ。
党大会で習氏の3期目入りが正式に決まれば、新たな任期は2027年まで。習氏の後継候補と目されるには、党大会で最高指導部である政治局常務委員になっておく必要がある…
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• ひとこと解説民主主義の政治では、選挙で政権交代が行われる。戦いの場は選挙である。闇の部分もあるが、かなりの部分はみえている。それに対して、強権政治において最大のリスクは政権交代のときである。中国の歴史を振り返れば、政権交代のたびに権力闘争が激化し、犠牲者が出る。鄧小平は自らが指名した後継者、胡耀邦と趙紫陽をいずれも追放した。江沢民は政敵の北京市書記(当時)陳希同を追放。胡錦涛は上海市初期(当時)陳良宇を追放。公平・公正なルールがないから、恐怖な政治になっている
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