「グローバル化新時代」準備整う米国 駐日米大使寄稿
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ソース: https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB2984K0Z20C22A8000000/
保存日: 2022/08/31 8:08
2022年8月30日 17:00 [有料会員限定]
国際経済システムの未来に関する議論は、誤った選択肢に到達している。脱グローバル化の時代が近づいているという主張もあれば、新型コロナウイルス以前の経済統合の状態が間もなく回復するという期待もある。
しかし、どちらの解釈も誤りである。過去5年間に破壊的なことが何も起こらなかったかのように、以前と同様に経済統合を進めることは不可能であり、また間違いである。また、米国が経済を縮小して要塞化することは非現…
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• 分析・考察エマニュエル氏の寄稿に励まされた気がします。グローバル統合をめぐる合意形成の崩壊、過去30年間の原則の変化は、日本にとり悪くなく千載一遇の好機では。コストと効率という優先事項でのグローバリゼーションが今後も続けば日本経済は劣後したと思います。優先事項が安定性と持続可能性なら競争はリセット、多くの制約を抱え複雑な環境での日本経済の苦闘は貴重な経験という資産に一変です。 世界が混乱に迷う間に、日本は見極めを急ぎ、米国と連携を深めてデータ、技術、エネルギーなど重要分野で動きを早め、ルール設定にも挑み主導する。日本に洞察と構想、挑戦する意志があれば、米国と共にこれからを新しい局面にできると思います。
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