半導体市場が一転、2年ぶり変調 台湾勢に警戒感強まる
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ソース: https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM089DA0Y2A700C2000000/
保存日: 2022/07/14 8:17
2022年7月12日 11:15 [有料会員限定]
【台北=中村裕、龍元秀明】供給不足で2年間の好調が続いていた半導体の市場が、一転して変調をきたし始めた。代表的な半導体であるDRAMの在庫が今春以降だぶつき、価格が30%強も急落するなど大きな変化がみられる。中国経済の減速懸念や世界的なインフレを受け、企業の設備投資や消費者の購入意欲が減退している。世界の半導体生産の中心である台湾では、急速に警戒感が広がってきた。
「(世界の半導体市場では)今年…
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• ひとこと解説専門家によれば、半導体需給はおおよそ2年を周期にアップダウンするといわれている。この仮説に則れば、秋に半導体の供給が需要を上回ると予想される。この記事が示したのはその前兆といえるかもしれない。供給過剰になるのはよくないが、バランスするよう期待している
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